20代30代の働く女性ってキビキビして素敵ですよね。だけど、夏のこの時期は「働く女性」だからこその悩みってありませんか?
それはすばり「汗」です。だれもが当たり前に流す汗ですが、ワーキングウーマンだとその汗もコンプレックスに繋がりやすく、仕事のデキにも影響してしまうほど。
そこで今回は汗に負けない、とっておきの汗対策についてまとめてみました。働く女性は必見ですよ。
働く女性なら一度くらいは「汗」で困った経験があるのではないでしょうか。
同性であってもワキ汗がブラウスにしみた女性をみかけると「見ちゃいけないものをみてしまった」的な状態になりませんか?
何年か前に、TVアナウンサーのワキ汗がひどくてクレームが殺到したのをご存知ですか?当人が番組放送中に謝罪したことでも大きく話題になりました。
汗をかく行為自体はみんな平等に起こるはずなのに、働く女性だけがこんな仕打ちを受けてしまうのは不平等だと思います。それだけ世間は「女性=汗をかかない、汗を見せてはいけない」ものとして捉えているのかもしれません。
とくに、日本は「侘び・寂び」の美意識が深く根付いているので「みっともないもの(汗)には蓋をせよ」的な精神があるのです。
働く女性じゃなくても暑ければ汗をかきます。これはサラリーマンでも子供でも老人でも同じこと。汗には体温調節という大切な役割があり、汗をかかずにいると熱がこもって熱中症を引き起こしたりしてとっても危険。
汗をかくから私たちは体温を適切な状態に保つことができています。いわば生きていれば起こる当たり前の自然現象なのです。
夏の季節だと事務所にいるだけでも汗をかくのに、営業まわりなんて噴き出すレベルです。注目の浴びやすいプレゼンは緊張感から別の汗も出てくる始末。
働く女性のうち「仕事中の汗やニオイを気にしている」という人は非常に多く、化粧崩れやヘアスタイル崩れ以上だとか。
汗やニオイは他人を一瞬で不快にさせてしまうことから、当然のエチケットとして捉える人が多いようです。下手をしたら仕事にも影響しかねませんものね。
最近は空気清浄機が一家に一台あるのも当たり前で、きれい好きな人が増えてしまった分、自分の汗やニオイにも敏感な傾向にあるように思います。
しかし、そんな背景とは別に、職業によっては汗に人一倍気を遣わなくてはならない人もいるかもしれませんね。
患者と近距離で接することの多い、看護師・介護士などの医療系の職業についている女性は、働く女性のなかでも汗やニオイに敏感なのではないでしょうか。ベッドに寝かしたり入浴のお手伝いをすると、体力を使うので汗もかきやすいですよね。
病院は患者に合わせて温度調節をしていることもあり、一年中室温が高い傾向にあります。夏という季節に限らず発汗しやすい職場といえるでしょう。
また衛生観念が高くなくてはならない飲食店も、汗をダラダラ流しているだけで「不潔」と判断されかねません。下手をしたらお店のモラルを問われる事態も考えられるでしょう。
汗を予防する商品というのは世の中にたくさん出回っています。汗に反応して香りを放つ柔軟剤なんかも販売されていますよね。
また、速乾性の高いインナーなんかを着ていれば汗も乾きやすいでしょう。従来の汗わきパッドは、薄手のシャツだと着けているのバレバレになるからと、薄く目立たないフィルムタイプも販売されています。
でも、これらはあらかじめ準備が必要なものばかり。もちろん、事前準備をしていくに越したことはないのですが、汗って想定外でもかくことがありますよね。
そんな、いつ起こるかわからない汗対策に便利なのがデオドラント剤です。
今は汗を抑制するタイプのものや、消臭するタイプのもの、そしてその両方を兼ね備えたタイプが数多く販売されています。
有名どころだと、4×8(エイトフォー)やレセナ、Ban。学生時代にシーブリーズやギャッツビーなどを利用していたワーキングウーマンも多いのでは?
昔はスプレータイプが王道でしたが、今はシーンに合わせてロールオンタイプ・スティックタイプ・クリームタイプと多様に富んでいます。
デオドラント剤といえば、スプレー缶をイメージする人も多いのでは?
販売されている商品数も多く、腕や背中・ワキなど、どんな部位でも広範囲に渡って吹き付けることができるのが特徴です。
手が汚れることもなく、メンタームなどが配合されていると手軽に清涼感を得ることもできます。なかにはスプレーではなくミストタイプのものも。
ただし、スプレーの特質から肌への密着度はあまり高くないため、持続性はもちろん制汗&消臭効果は低め。
ボールを転がすことによって肌に塗る液体タイプのデオドランド剤。ワキにフィットさせながら塗ることができ、手も汚さず便利です。
肌に直接塗るため、制汗&消臭効果は高めなのですが、容器が直接肌に触れてしまうため衛生面では注意。できれば肌を清潔にしてから使用するのがおすすめ。
リップの容量で、くり出して塗り込む固形のデオドラント剤。こちらも手を汚さず塗ることができます。
塗り込むので、スプレーやロールオンに比べると制汗&消臭効果は高め。持続性もそこそこあります。ただし、スティックタイプはその形のせいで、最後まで使い切ることができないというデメリットがあります。
クリームタイプは日焼け止めと同じ要領で塗るタイプのデオドラント剤。水に強い成分なので、プールや海でも高い制汗&消臭効果を発揮してくれます。
ただし、クリームタイプは塗る手間がある点。さらには、日焼け止めクリーム同様に白残りしやすかったりクリームが洋服に付着してしまう恐れがあります。
ウエットシートタイプは汗を拭き取ることができるので、ニオイの元になる雑菌も減らすことができます。
またシートそのものが濡れているため、体温を下げて汗をかきにくい状態に整えることもできます。最近では保湿成分や角質ケアする成分が含まれたものも多く販売されています。
デオドラント剤としては優れているのですが、シートは使い捨てのため使うたびにゴミが発生してしまうのが難点といえるでしょう。
以上のようなおおまかな違いがあるものの、商品やメーカーによっては制汗性に優れているもの、消臭に優れているもの、また無香料や香り付きのものなどあるので、自分好みの商品を探すとよいでしょう。
内勤時にはシートタイプを利用して外回り時にはスプレータイプを利用するといった、使い分けをするのも賢い方法です。
働く女性の嬉しい味方とも言えるデオドラント剤ですが、時と場合によっては使用を躊躇うこともあるのではないでしょうか?
例えば保育士や幼稚園教諭として働いている場合、子供へ影響を配慮してデオドラント剤を使用を断念することもありますよね。
または、ワキをカミソリで処理してしまった!これもあるあるですね。自己処理した肌にデオドラント剤はしみます。スティックタイプだとしみないものもあるようですが、大半はしみて痛いです。
そんな思いをしないためには自己処理した後は、しっかり保湿をして肌をいたわってあげてください。2〜3日も経てばしみないまでには復活するはずです。
2〜3日も待てない!って人は自己処理はやめて永久脱毛してしまうのもひとつの方法ですよ。ワキ程度ならお手軽価格で脱毛することができます。
または、ただ単にデオドラント剤を忘れてしまった場合。仕事が立て込んでて、何日も事務所にこもってシャワーも浴びれてないって人もいるかもしれませんね。
いずれにしても、なんらかの事情でデオドラント剤を使えない!そんな時に便利なのが
この3点がおすすめです。
子育て中のワーキングママならベビーパウダー持ってる人もいるでしょう。このベビーパウダーは働くママにも使える優れものなんですよ。
汗のかきやすい部位にパタパタはたいておくだけで、汗によるベトベト感を予防することができます。赤ちゃん用に作られた商品なので、敏感肌の人でも安心して使うことができます。
顔のテカリ防止としても使えるので、お化粧ポーチに忍ばせておけば汗対策・メイク崩れ対策の両方に役立ちますよ。
続いて、濡れたタオル。これはハンカチでもハンドタオルでも構いません。濡らすことがポイントです。濡らすことで、汗だけでなく汗に群がるニオイの元となる雑菌を取り除くことができます。
実は、汗には体温を下げる働きもあるため、全てを取り去ってしまうのはNG。でも濡れたタオルなら、肌に適度な水分を残しながら汗を吸収することができます。
また、周りの目を気にしないのであればペットボトルをワキに挟むのも効果的。冷えているのならペットボトルじゃなくてもOKです。冷凍庫にある保冷剤なども代用することができます。
リンパのあるワキを冷やすことによって体温を下げて汗を止めることができます。こまめにやることでワキ汗を抑えることができますよ。
いかがでしたか?
仕事が忙しいと汗なんて気にしてられませんが、いつ何時でも気をぬくことが許されないのが、働く女性の宿命であるといっても過言ではないでしょう。
そんな忙しい女性にこそ、デオドランド剤を使って気軽にワキ汗対策をしてもらいたいものです。学生の頃に使ってたデオドラント剤では遠く及ばないほど、今は改良されて使い心地もよくなりました。なかでもおすすめは、持続性・制汗・消臭全てに優れたクリームタイプのデオドラント剤です。
でも、ときにはデオドランド剤を忘れてしまったり、買いに行けない状況に立たされることもありますよね?
そんなときにはベビーパウダー・濡れタオル・冷えたペットボトルを利用できることもお忘れなく。ただ、これら3点は一時的な処置にしか過ぎないので、デオドラント剤ほどの制汗・消臭パワーはありません。
これらを賢く利用して「汗」知らずなワーキングウーマンになりましょう。